当学会は日本の生んだ世界的なキリスト者賀川豊彦について広く研究する学会です。
賀川の信仰そのものや思想また社会的活動など幅広く賀川について研究し、その成果を学会誌や研究会講演会などを通して発表、会員相互の研究成果を共有し、更に広くまた深く賀川の業績について学んでいこうとする者の集まりです。
当学会は日本の生んだ世界的なキリスト者賀川豊彦について広く研究する学会です。
賀川の信仰そのものや思想また社会的活動など幅広く賀川について研究し、その成果を学会誌や研究会講演会などを通して発表、会員相互の研究成果を共有し、更に広くまた深く賀川の業績について学んでいこうとする者の集まりです。
必ずしも大学や研究所などの研究者のみでなく、賀川の思想に思いを寄せる実践者の研究も含め賀川研究を志す者の学会です。
賀川豊彦は第2次世界大戦前までは世界で最も有名な日本人の一人でした。キリスト者として、また社会事業家として、また小説家としても有名であったにもかかかわらず、現在の日本ではかってのように賀川を知る人は少なくなっています。
しかしその思想・行動こそは世界が、注目しなければならない存在なのです。賀川の存命中はもちろんのこと、その後もアメリカ人で日本人賀川の名前を知らない人のほうが少ないくらいの時もあったのです。賀川が熱心なキリスト者であったがために、逆に日本人としては彼の本質的理解が十分に広がらなかったともいえるのです。それは多くの日本人がキリスト教に対する十分な理解に欠けていた面も影響していると思えます。
しかし、賀川研究に対する重要性は昨今ますます高まって来ているといえるでしょう。賀川について知ることは現在の世界の問題や将来の人類のあるべき方向性を考えるうえでも極めて貴重なことであるといえます。現在、賀川豊彦に関する具体的な団体等は、公益財団法人賀川豊彦事業団雲柱社傘下の松沢資料館や、本所賀川記念館、鳴門市の賀川記念館、協同学苑資料館、イエス團賀川記念館、賀川豊彦記念講座委員会等々があります。これらの団体等とも協力し、活動を進めていきたく思っています。
当会は毎年機関誌「賀川豊彦学会論叢」を発行し、また年に数回はニュースレターも発行しています。さらに研究会や講演会なども開催しています。賀川についての研究をしている方、または関心のある方の入会をお勧めします。
※下記の画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
第12号
第18号
第22号
英語版
賀川豊彦(1888〜1960)は、牧師であり、社会運動家でもあります。幅広い分野で活躍した人物として、ノーベル文学賞や平和賞にノミネートされたり、ガンジーやシュバイツァーと並んで聖人と呼ばれるなど、国内だけではなく海外でも高い評価を受けています。一方で、特に国内においての賀川評価は、肯定的・否定的な両方の評価があることも事実です。 本学会の目的は、賀川の思想や実践に関する研究及び研究者相互の協力を促すことです。本学会を通して、今日における賀川に関する研究が活発に行われることを願っております。どうぞ奮ってご参加ください。
当学会は、年1回研究大会と総会を開催しております。同時に、公開講演会をも行っております。
また、他の賀川関係の諸団体と年数回、記念講演会を開催しております。活動として、上記研究大会のほかに、年1回「賀川豊彦論叢」を刊行し、会員間の連絡として「賀川豊彦学会ニュースレター」を年数回出しております。
現在、学会の会員は正会員と学生会員及び、法人会員となっています。
学会費等振り込み先
賀川学会事務局まで入会申込書を郵送にて、お申し込みください。
【賀川学会事務局】
〒270-1347 千葉県印西市内野3-301-5東京基督教大学 岩田研究室内 賀川豊彦学会
Eメール:mhigashi@tci.ac.jp
賀川豊彦学会の会員規約については下記からご覧いただけます。