来る9月6日に賀川豊彦学会第32回大会が開催されます。今年度の基調講演は、篠崎美生子明治学院大学教授(日本文学)に、『死線を越えて』をめぐる当時の文壇の評価についてご講演いただきます。研究報告も例年になく多く、7つの発表を予定しています。どうぞ奮ってご参加下さい。
(〒108−8636東京都港区白金台1−2−37)
参加費および懇親会費は、当日受付にてお支払いください。
受付 9:30~
〔研究発表・午前の部〕
発表1 10:00〜10:30(発表25分、質疑5分)
発表者:岩田三枝子(東京基督教大学)
発表題:「横浜指路教会教会誌『指路』にみる村岡平吉とその家族
―賀川ハルを巡る人々」
発表2 10:35〜11:05(発表25分、質疑5分)
発表者:広崎 仁一(NPO法人日本サーバントリーダーシップ協会)
発表題:「賀川豊彦に見るサーバントリーダーシップ」
発表3 11:10〜11:40(発表25分、質疑5分)
発表者:田中祐介(明治学院大学講師・日本思想史)
発表題:「賀川豊彦『死線を越えて』はいかなる意味で「社会小説」であったのか
―第一次世界大戦後の文壇・批評壇の期待の地平を読み解く」
発表4 11:45〜12:15(発表25分、質疑5分)
発表者:李善惠(関西学院大学)
発表題:「昭和戦前期における神戸『イエス団』の活動からみる社会事業の実践に関する一考察」
昼食 12:15〜13:15
〔研究発表・午後の部〕
発表5 13:15〜13:45(発表25分、質疑5分)
発表者:波勢邦生(京都大学大学院博士課程)
発表題:「大正生命主義と賀川豊彦」
発表6 13:50〜14:20(発表25分、質疑5分)
発表者:金秀娟(同志社大学大学院)
発表題:「賀川豊彦による神の国運動の神学的基盤—聖霊を中心に」
発表7 14:25〜14:55(発表25分、質疑5分)
発表者:庾凌峰(兵庫教育大学大学院博士課程)
発表題:「賀川豊彦と香港—賀川は香港の新聞や雑誌にどのように報じられたか」
学会総会 15:15〜15:45
基調講演 15:50〜17:10(キリスト教研究所共催公開講演会)
講演者:篠崎美生子氏(明治学院大学教授・日本文学)
講演題:「賀川豊彦『死線を越えて』の位置」