『賀川豊彦学会論叢』バックナンバー13号から29号まで(23号を除く)現在購入可能です。購入ご希望の方は、
賀川豊彦学会事務局 mhigashi@tci.ac.jpまでお問い合わせください。1部につき、会員価格500円、頒布価格2,000円です。
バックナンバー目次
第13号 2005年3月
宮田光雄「日本国憲法前文を読み直す」
小沢温「社会福祉基礎構造改革と賀川豊彦」
野村誠「賀川豊彦と日本の宗教文化―『東洋思想の再吟味―宗教的道徳真理よりの精神分析―』を中心にー」
鳥飼慶陽「賀川豊彦没後の40年―21世紀を生きる賀川豊彦―」
篠崎恭久「高校日本史からみた賀川豊彦」
賀川純基「賀川豊彦の視野」
〈書評〉
鈴木武仁 雨宮栄一著『青春の賀川豊彦』―実証的手法により賀川の思想像を解明―
本間照光 鳥飼慶陽著『賀川豊彦再発見―宗教と部落問題』
第14号 2005年12月
古谷安雄「巻頭言」
鳥飼慶陽「部落問題の解決と賀川豊彦」
鵜沼裕子「賀川豊彦における『悪』の問題」
加山久夫「賀川豊彦と神の国運動」
米沢和一郎「賀川豊彦の対米批判」
第15号 2007年6月
小南浩一「賀川豊彦の思想史的背景―ラスキンとプルードンを中心にー」
清澤達夫「わが国の生協のゆくえー地域購買生協を中心にー」
古谷安雄「評伝三部作の書評」
第16号 2008年5月
野尻武敏「体制変換と生協―賀川思想の展開―」
石部公男「キリスト教と日本の時計産業―シチズンホールディングス、セイコーホルディングス、リズム時計工業を通してー」
〈書評〉
野村誠 『賀川豊彦―愛と社会正義を追い求めた生涯―』
〈新刊紹介〉
清澤達夫 『日本福音学校創立40年史』
清澤達夫 『一粒の麦』
第17号 2009年6月
山折哲雄「いま、賀川豊彦を考える」
野村誠「日本キリスト教史における賀川豊彦の意義―『内在の神』の神学を中心にしてー」
森本あんり「忘れられた預言者」
八木憲一郎「生協運動の父・賀川豊彦と三河地方―みかわ市民生協の取り組みからー」
杉浦秀典「アーカイブズとしての賀川豊彦記念松沢資料館」
第18号 2010年6月
滝川好夫「世界金融危機と『友愛の政治経済学』:ケインズ、賀川、フリードマンの鼎談」
浜田直也「『浮浪人の家』(『大阪朝日新聞』)と賀川豊彦の医療活動について」
杉山博昭「賀川豊彦と優生思想」
義根益美「賀川豊彦『空中征服』の系譜―大正11年の賀川と大阪とめぐる動向を中心にー」
加藤恵司「中島重の思想と賀川豊彦」
第19号 2011年6月
陶波「平和を訴える賀川の力量―ルーズベルト・マッカーサー・李承晩に宛てた書簡をめぐってー」
野村誠「賀川豊彦と諸宗教―インドの宗教と文化に学ぶー」
浜田直也「賀川豊彦と『合作社』運動―1927年、上海基督化経済全国大会についての一考察―」
〈第23回賀川豊彦学会講演〉
山下俊史「新しい生協の方向性を考える」
第20号 2012年6月
藤田潔「賀川豊彦の『叱られる権利』の考察―子どもの人格形成に関するエレン・ホワイトとの思想的類似性―」
篠崎恭久「『貧民心理の研究』についての一考察」
〈研究ノート〉
スティグ・リンドバーグ「賀川豊彦の思想における〈芸術としての悪〉」
ブライアン・バード「ラインホールド・ニーバーと賀川豊彦―協同組合の限界と世界政府の幻想―」
岩井健作「岩井文男と賀川豊彦の農民福音学校」
〈書評〉
伊丹謙太郎 浜田直也著『賀川豊彦と孫文』
第21号 2013年7月
布川弘「国際的な平和運動における新渡戸稲造と賀川豊彦の役割」
荒内直子「賀川豊彦と幼児教育―大崎治郎、すて夫妻による松沢幼稚園における実践を中心にー」
藤田潔「賀川豊彦の『労作教育論』考察―子どもの手先労働と人格形成―」
丸山義王「賀川豊彦と明治学院―高等部在学中の三つの論文をめぐってー」
第22号 2014年7月
並木浩一「賀川豊彦『苦難に対する態度』の成立と特色」
清澤達夫「牧師と神父―二人の聖職者が目指したものー」
藤田潔「賀川豊彦のファンドレイジング的行動の考察―寄付を獲得するための日本型募金哲学―」
第23号 2015年7月
藤田潔「賀川豊彦の『レトリック』的考察―会ってみると弱々しい人で、話もつまらない・・・・・・―」
本間照光「甦る賀川豊彦の共済論―自然と社会観、『社会進化の力』―」
トマス・ジョン・ヘイスティングス「あらゆるものを全体から見る姿勢―『科学的神秘論者』である賀川豊彦―」
加山久夫「賀川豊彦『小説 キリスト』(1938年)の復興版刊行によせて」
第24号 2016年8月
〈特別講演〉
黒川知文「再臨運動と神の国運動―内村鑑三と賀川豊彦の終末観―」
〈研究論文〉
岩田三枝子「賀川ハルにおけるイエス観―共に歩む人格的存在者としてー」
陶波「賀川豊彦・タッピング家とアメリカー戦中の亀裂から戦後の関係修復へー」
松野尾裕「賀川豊彦と黒澤酉蔵―相互扶助の思想にもとづく教育と実業―」
〈特別寄稿論文〉
河映秀「韓国:大邱大学における賀川豊彦」
第25号 2017年10月
庾凌峰「戦前の中国における賀川豊彦の受容に関する一考察―1931年から1936年までの雑誌や新聞を中心にー」
伊丹謙太郎「現代日本の協同組合の社会・経済的インパクトと賀川思想の継承―市民セクターの主要な担い手としての共同組織の経済実態についてー」
〈研究ノート〉
荒内直子「大崎治郎、すて夫妻のキリスト教教育―戦後の農村青年への教育実践を中心にー」
藤田潔「賀川豊彦と新憲法制定―新憲法はアメリカの押しつけかー」
第26号 2018年8月
藤田潔「賀川豊彦の看護婦崇拝論―キリストの看護夫論にならいてー」
大野剛「賀川豊彦のキリスト教平和思想の変遷」
波勢邦生「賀川豊彦の『霊魂』理解」
金丸裕一「賀川豊彦による『中国』言説の一考察―日本プロテスタント史に定位する試みー」
〈2017年9月3日、公開講演の記録〉
鳥飼慶陽「賀川豊彦と神戸―KAGAWA GALAXY」
第27号 2019年8月
加山久夫「賀川豊彦と中島重―賀川『国家論』の解釈的展開の試みー」
小南浩一「賀川豊彦と日本国憲法」
〈書評〉
播本秀史 岩田三枝子著『評伝 賀川ハルー賀川豊彦とともに、人々とともに』
第28号 2020年12月
岩田三枝子「横浜指路教会誌『指路』にみる村岡平吉とその家族―賀川ハルを巡る人々―」
広崎仁一「賀川豊彦に見るサーバントリーダーシップーSDGsの先駆者 賀川豊彦の生き方から学ぶ―」
波勢邦生「七要素と『宇宙の目的』」
金秀娟「賀川豊彦による神の国運動の神学的基盤―聖霊論を中心にー」
篠崎美生子「賀川豊彦『死線を超えて』の位置」
第29号 2022年8月
金丸裕一「賀川豊彦の第一回中国訪問についてー1920年夏の〈原体験〉を思考するー」
野村誠「賀川豊彦のパースペクティブースコラ哲学の視点からー」
波勢邦生「賀川豊彦と『不尽油壺』―宇宙と意識の観点からー」