実は1900年代前半から
SDGsの先駆けは存在した
弊財団は生協の父とも呼ばれる「賀川豊彦」の記念資料館ですが、

賀川豊彦の活動内容の本質は、近年頻繁に見聞きするようになった
SDGs / 労働者組合法 / 労働者協同組合 / ソーシャルアントレプレナー / シェアリングエコノミー / マザーアース / マイクロクレジット
などと共通した本質を持っていると解釈しています。

当資料館では、愛と協同に生きた、賀川豊彦の足跡を伝えるべく、
賀川豊彦に関する資料の蒐集、保存、公開、展示、その他の社会教育事業を行っています。

一度、お気軽にご来館やお問い合わせをください。
1人でも多く興味関心を持って頂く人が増えることを願っております。
賀川豊彦

賀川豊彦について

スラム街での救貧事業からはじまり、労働組合、農民組合、協同組合、平和運動、そして日本初のミリオンセラー作家…幅広い賀川の活動を貫いたのは隣人愛に基づく、助け合いの精神と行動でした。

賀川豊彦は若き日、神戸のスラムに身を投じて貧しい人々の救済に専念しました。壮年時代には、労働組合運動、農民運動、協同組合運動、無産政党樹立運動に献身し、関東大震災が発生するや、東京にて、罹災者救済やセルツメント事業に力を尽くしました。

また生涯を通じて日本と世界にキリスト教の伝道を行い、戦後は伝道と著作のかたわら世界連邦運動を提唱、指導しました。
これらの諸活動を継続する間に宗教、哲学、経済、社会、文明批評、随筆、小説等の作品を多数発表しました。それらは、彼の死後「賀川豊彦全集」全24巻として刊行されています。

彼の事業は関西、関東を始め全国に亘り数多くの同志を組織して行われ、その運動は広範な規模において展開されました。

松沢資料館の活動内容

資料館のご案内

1. 賀川豊彦の同労者およびその事業についての書籍、逐次刊行物、記録文書、日記、メモなどの資料を収集・整理・保存します。
2. 賀川豊彦とその事業について、国内・海外の情報を交流し、総合研究する一助となる仕事をします。
3. 博物館法に基づく登録博物館として、展示品などを一般に公開していきます。
4. 所蔵資料目録、未所蔵資料目録の作成・発行および、データベースを構築して公開します。
5. 賀川豊彦とその事業についてのレファレンスおよびコピーサービスを提供します。
6. 「雲の柱」「資料館ニュース」「賀川豊彦と協同組合」などの定期刊行物を発行します。
7. 賀川豊彦松沢フォーラム、その他のイベント通じて、賀川の思想と実践の研究および啓発、発信等を行います。

ミュージアム

2F ミュージアム

賀川豊彦の生涯と、彼が関係した社会事業についての展示をしています。

パネル展示 / 現資料展示 / 映像コーナー / 再現空間コーナー / ミュージアム・ショップ

アーカイブズ

1F アーカイブズ

一般公開はしていません。但し個人または学術・教育機関からの研究目的でのお申し込みの場合、見学可能です。事前予約が必要になります。

現資料庫(手稿保管室) / メディア・アーカイブズ / アーカイバル・コレクション・コーナー

ライブラリー

1F ライブラリー

一般公開はしていません。但し個人または学術・教育機関などの研究目的でのお申し込みの場合は見学可能です。事前予約が必要になります。

明治学院文庫 / 個人寄贈文庫 / 書誌文庫

賛助会へのお申込み

賀川豊彦の事業活動および著作に関する膨大な資料文献、原稿等は、日本近代史の貴重な資料です。
当館は、これらの資料を収集、整理、保存し、一般に公開し、調査研究に資することを目的として、多くの人々の献金、寄付金により、1982 年 10 月に開館いたしました。
ご共感いただける際には、ご支援・応援のほど、よろしくお願い申し上げます。
※税法上の優遇もございます。
※WEB上で寄付が可能です。

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WEBからのお問い合わせ

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